(Q1)障害者支援施設等における感染対策向上加算(I)に関連して、診療報酬の感染対策向上加算または外来感染対策向上加算に係る届出を行った医療機関が実施する院内感染対策に関するカンファレンスや訓練、職員向けに実施する院内感染対策に関する研修、地域の医師会が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスや訓練とは、具体的にどのようなものですか?(Q2)上記のカンファレンスや研修等について、リアルタイムでの画像を介したコミュニケーション(ビデオ通話)が可能な機器を用いて参加することは認められますか?

(A)障害者支援施設等の職員が、感染対策に詳しい医療機関・医師会が行う研修や訓練に参加して、施設の感染対策に役立てるものです。

具体的には、次のようなものです。

種類具体例
医療機関の職員向け研修感染制御チームや院内感染管理者が行う、手指消毒、標準予防策、PPE着脱、感染症発生時の初動対応などの研修
カンファレンス医療機関・保健所・医師会などが集まり、薬剤耐性菌、抗菌薬使用状況、感染対策上の課題、地域での感染発生状況などを情報共有・意見交換する会議
訓練新興感染症やクラスター発生を想定した対応訓練、ゾーニング、連絡体制、個人防護具の着脱、発生時の受診・搬送連携などのシミュレーション
医師会主催の会地域の医師会が定期的に開催する感染対策カンファレンスや新興感染症対応訓練

厚労省Q&Aでは、対象となるものとして、①感染対策向上加算または外来感染対策向上加算の届出医療機関が定期的に行う職員向け研修、②感染対策向上加算1の届出医療機関が保健所・医師会等と連携して行うカンファレンスや訓練、③地域医師会が定期的に主催するカンファレンスや訓練が示されています。

注意点として、病院向けの専門的な内容だけの場合もあるため、障害者支援施設や高齢者施設の感染対策に役立つ内容かを事前に確認して参加することが求められています。

また、参加方法は、会場参加だけでなく、リアルタイムで双方向のやり取りができるビデオ通話等での参加でも差し支えありません

(A2)認められます

厚労省Q&Aでは、これらのカンファレンス・研修・訓練について、リアルタイムで画像を介したコミュニケーション、つまりビデオ通話が可能な機器を用いて参加しても差し支えないとされています。

つまり、Zoom、Teams、Google Meetなどで、リアルタイム参加・顔や映像を通じた双方向のやり取りができる形式であれば、会場参加でなくても加算上の参加として扱える、ということです。

ただし、実務上は、参加証明、開催案内、資料、参加者名簿、研修記録などを保存しておくと安心です。

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