(Q3)入学考査料について、受験する高校の数に応じて複数回給付することは可能でしょうか?
(A3)はい、入学考査料は、受験する高等学校等ごとに実際に必要となる場合、複数回認定できることがあります。
高等学校等就学費の入学考査料は、「1人につき1回しか支給できない」という性質の費用ではなく、実際に受験のため必要となる額を認定するものです。そのため、公立高校と私立高校を併願する場合など、複数校を受験することが合理的であれば、それぞれの学校の受験料が対象になり得ます。
例えば、
「私立高校A校を受験 → 受験料が必要」
「公立高校B校を受験 → 別に受験料が必要」
という場合には、A校分とB校分をそれぞれ検討することになります。
ただし、何校受験しても無制限に給付されるわけではありません。福祉事務所は、進学希望や受験日程、合格可能性、併願の必要性などからみて、その受験が合理的かを確認します。明らかに必要性の乏しい多数校への受験料まで当然に認められるわけではありません。
また、入学考査料には生活保護基準上の上限があり、原則として、受験する学校が所在する都道府県の県立高等学校等の入学考査料相当額を基準として認定します。私立高校の受験料がそれより高額な場合、実際の私立高校の受験料全額が必ず生活保護から支給されるとは限りません。
要するに、**「入学考査料は受験校ごとに必要となるため、合理的な併願であれば複数回の給付は可能。ただし、必要性と基準額の範囲内で判断される」**と考えると分かりやすいです。
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