(Q)生活保護を利用している世帯員が逮捕・勾留された場合、保護にどのような影響がありますか?

(A)逮捕・勾留された=即、生活保護が打ち切りになるわけではありません。
ただし、状況によって「一部停止」や「変更」がされることがあります。

中学生でも分かるように、ポイントごとに説明します。


① 逮捕・勾留だけでは保護は止まらない

逮捕されても、まだ裁判で有罪と決まっていない段階です。

👉 この段階では
原則:生活保護は継続

ただし、実際の生活状況に応じて調整されます。


② 勾留中は「生活費」が止まることがある

勾留中は刑事施設で生活するため、

・食費
・光熱費

などは本人にかかりません。

👉 そのため
本人分の生活扶助は停止(または減額)されることが多い


③ 同居家族への影響

一番重要なポイントです。

例えば世帯の中の1人が逮捕された場合:

▶ 他の家族
→ 生活保護は継続される

ただし
👉 世帯人数が減る扱いになるため
支給額は減額される


④ 家賃(住宅扶助)はどうなる?

ここはケースによります。

● 同居家族が住み続ける
→ 家賃はそのまま支給される

● 単身世帯で本人が勾留

・短期間なら維持されることもある
・長期なら「住宅扶助停止」や「住居処分」検討


⑤ 長期拘束・刑務所に入る場合

ここで大きく変わります。

▶ 起訴・有罪 → 刑務所に入る場合

👉 原則
生活保護は廃止(停止ではなく終了)

理由
→ 国が生活を保障する施設(刑務所)に入るため


⑥ 福祉事務所への対応(実務的に重要)

実務ではここが非常に大事です。

✔ 逮捕・勾留の事実は必ず報告
✔ 勾留期間の見込みを確認
✔ 家族構成の変更を説明

👉 これをしないと
不正受給扱いになるリスクあり


まとめ(超シンプル)

✔ 逮捕だけでは打ち切りにならない
✔ 勾留中は本人分の生活費は止まる
✔ 家族の保護は継続(ただし減額)
✔ 長期収監(刑務所)は保護廃止

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