(Q)審査請求を行った後、70日以内に裁決がされない場合、どのような手段を取ることができますか?

(A)70日以内に裁決が出なくても「待つしかない」わけではありません。次の手段が取れます。


① 不作為の違法確認訴訟ができる

行政が裁決を出さない場合は、
👉 「裁決をしないのは違法だ」と裁判所に訴えることができます。

これを
不作為の違法確認訴訟といいます。


② いつできるのか(重要)

通常は
👉 審査請求から3か月(約90日)経過後に可能です

ただし
👉 正当な理由なく遅れている場合は、3か月前でも認められるケースもあります


③ 何を求める訴訟か

この訴訟では

  • 「裁決を出していないのは違法」
    と裁判所に判断してもらいます

※ポイント
👉 裁判所が直接「裁決内容」を決めるわけではありません
👉 行政に「ちゃんと判断しなさい」とプレッシャーをかける手続きです


④ 実務的な対応(行政書士として)

現場ではいきなり訴訟よりも

① 審査庁へ催促(書面・電話)
② 理由の開示を求める
③ それでもダメなら訴訟

という流れが一般的です


まとめ(シンプル)

  • 70日過ぎても裁決が出ない → 違法ではないが遅い状態
  • 3か月経過 → 訴訟が可能
  • 手段 → 不作為の違法確認訴訟

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