(Q)生活保持義務関係にある扶養義務者の居所が不明な場合、どのような方法によってその居所を確認すればよいですか?
(A)生活保持義務関係にある扶養義務者、たとえば夫婦や親と未成熟の子について居所が分からない場合は、主に次の方法で確認します。
まず、住民基本台帳(住民票)や戸籍の附票を調査して、現在または過去の住所を確認します。戸籍の附票には、その戸籍に在籍している間の住所の履歴が記録されています。
それでも分からない場合は、扶養義務者の両親・兄弟姉妹などの親族に照会するなどして、現在の居所や連絡先を確認します。生活保護問答集でも、この方法によって確認することが示されています。
整理すると、
- 本人や要保護者から住所・連絡先を聞き取る
- 住民基本台帳、住民票で確認する
- 戸籍の附票で住所の異動履歴を確認する
- 両親などの親族に照会する
- 必要に応じて官公署等へ照会する
という流れです。
ただし、調査しても居所が分からない場合に、扶養義務者の所在が判明するまで生活保護を開始しないという扱いはできません。 扶養義務者への照会は生活保護申請の前提条件ではなく、必要な保護の決定と並行して調査することになります。厚生労働省も、同居していない親族に相談してからでなければ生活保護を申請できないというものではないと説明しています。
まとめると、居所不明の場合は、住民基本台帳や戸籍の附票を確認し、さらに親族への照会などによって所在を調査します。
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