(Q1)中核的人材養成研修について、令和9年4月以降の実施方法はどのように変わりますか?(Q2)今後の中核的人材養成研修の予定や実施方法について、具体的に教えてください。
(A1)令和9年4月以降の中核的人材養成研修の実施方法は、現時点ではまだ最終決定されていません。
厚生労働省は、現在の研修の実施状況などを確認したうえで検討を続け、令和8年度末、つまり令和9年3月末までに、新しい実施方法を改めて示すとしています。
令和9年3月末までの取扱い
令和9年3月31日までは、研修の質を確保するため、原則として次の研修に限定されています。
- 国立のぞみの園が設置する施設で行う研修
- それに準ずるものとして、厚生労働大臣が認めた研修
したがって、現在は、各事業所や一般の研修機関が自由に同じ名称の研修を行えば、加算上の修了者として認められるわけではありません。
令和9年4月以降に想定されている方向性
厚生労働省の資料では、将来的に、
都道府県でも中核的人材養成研修を実施できる体制を整える
ことが検討されています。
令和8年度までは主に国立のぞみの園が人材を養成し、その間に研修枠を拡大するとともに、地域で研修を担当できる講師やトレーナーを育てて、全国的な研修体制を整える考えです。
ただし、令和9年4月から必ず全都道府県が実施することが、すでに正式決定しているわけではありません。 実施主体、講師要件、受講要件、修了証の取扱いなどの詳細は、令和8年度末までに示される予定です。
わかりやすく整理すると
| 時期 | 研修の実施方法 |
|---|---|
| 令和8年度まで | 主に国立のぞみの園が実施する研修を受講 |
| 令和9年4月以降 | 都道府県での実施も視野に入れて検討中 |
| 詳細の発表時期 | 令和8年度末までに国が改めて通知予定 |
つまり、現在の全国一か所を中心とした研修から、将来的には各地域で受講しやすい仕組みに広げる方向ですが、具体的な制度はまだ確定していない、ということです。
(A2)今後の中核的人材養成研修は、**「現場でリーダーとして活躍できる人材を増やし、全国どこでも質の高い支援が受けられるようにする」**ことを目標に進められています。
わかりやすく説明すると、次のようになります。
① 研修は引き続き実施される
令和8年度も、国立のぞみの園が中心となって中核的人材養成研修を実施します。現在の研修は、
- 全6回
- オンライン研修と集合研修を組み合わせる
- 各回の間に、自分の事業所で実際に支援を実践する
- 実践結果を振り返りながら学ぶ
という流れになっています。
② 令和8年度は4ブロックで開催
令和8年度は全国を4つのブロックに分けて実施されます。
- 北海道・東北
- 関東・中部
- 近畿・中国
- 四国・九州
集合研修は各ブロックで行われるため、以前より参加しやすい体制になっています。
③ 受講できる人
対象となるのは、例えば次のような方です。
- 強度行動障害支援者養成研修(実践研修)を修了している
- 現在、強度行動障害のある方を支援している
- 事業所で支援の中心的な役割を担っている
つまり、現場のリーダー候補を育成する研修です。
④ 将来は都道府県でも実施できるよう検討中
厚生労働省は、令和9年4月以降について、
- 都道府県でも実施できる仕組み
- 指導できる講師の育成
- 地域で研修を受けやすい体制
を整える方向で検討しています。
ただし、実施主体や受講方法などの詳細は、令和8年度末までに国が正式に示す予定であり、現時点ではまだ最終決定されていません。
わかりやすくまとめると
- 今(令和8年度)
- のぞみの園が中心となって実施
- 全6回の実践型研修
- 全国4ブロックで集合研修を開催
- これから(令和9年4月以降)
- 地域(都道府県)でも受講しやすい体制を目指す
- 具体的な方法は令和8年度末までに国が正式に決定・通知予定
つまり、中核的人材養成研修は**「講義を受けるだけ」の研修ではなく、実際の支援現場で実践しながら、事業所内で他の職員へ指導や助言ができるリーダーを育てることを目的とした研修**として、今後も充実が図られる予定です。
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