(Q)新しい企業集団評価制度とは何ですか?

(A)### 新しい企業集団評価制度の概要

企業集団評価制度は、企業形態の多様化に対応するために設けられた制度で、一定の要件を満たす企業集団(親会社と子会社)について、国土交通大臣の認定を受けた上で、連結財務諸表を用いて経営状況分析の評点を評価する仕組みです。



### 認定の要件

#### 親会社の要件
1. **会計監査人設置会社であること**


2. 以下のいずれかに該当すること:

– 有価証券報告書提出会社の場合、財務諸表等規則第8条第4項各号に掲げる要件を満たすこと。
– 有価証券報告書提出会社以外の場合、子会社の議決権の過半数を自己の計算で所有していること。

#### 子会社の要件
1. 売上高が親会社の連結財務諸表における売上高の5%以上を占めていること。


2. 単独で審査した場合の経営状況分析の評点が、親会社の連結財務諸表を用いて審査した場合の評点の3分の2以上であること。



### 認定手続きのポイント

1. **企業集団の定義**
– 親会社(財務諸表等規則第8条第3項に規定)とその子会社(同項に規定)で構成される。
– 子会社は、要件を満たすもののみを企業集団に含めればよい。

2. **審査基準日**
– 申請日の直前の事業年度終了日が基準日となる。
– 合併など特別な事情がある場合は、別途基準日が設定される。

3. **認定基準**
– 親会社の連結財務諸表を用いて審査した場合の経営状況分析の評点を、親会社および子会社の評点として認定。



### その他のポイント

– 認定された企業集団に属する建設業者は、経営事項審査の際に連結財務諸表を基にした評価を受けることが可能。
– 制度の詳細は「平成20年3月10日国総建第321号」に記載。
– 2011年4月から施行され、国際標準化機構(ISO)の認証取得状況なども考慮される。



この制度は、企業集団全体の経営状況を総合的に評価することで、企業の実態をより正確に反映することを目的としています。