(Q3)特別支援学校の教員免許を取得している場合、学校での勤務経験は児童指導員等の経験年数に含まれますか?
(A3)結論
はい、特別支援学校で実際に教育に従事した勤務経験は、児童指導員等加配加算における「児童福祉事業の経験年数」に含めることができます。
ただし、特別支援学校の教員免許を取得しているだけでは、経験年数にはなりません。
実際に学校で勤務し、教育に従事した期間が必要です。
令和8年度の留意事項通知では、経験年数に含まれる教育経験として、次のものが明記されています。
- 特別支援学校での教育
- 特別支援学級での教育
- 通級による指導
具体例
経験年数に含まれる例
特別支援学校の教員として3年間勤務し、児童・生徒への授業や生活指導を行っていた場合
→ その勤務実績を経験年数に含めることができます。
通常の小学校や中学校に勤務していても、
- 特別支援学級を担当していた
- 通級指導教室で指導していた
期間は、対象となります。
免許だけを持っている場合
特別支援学校教諭免許を取得しているものの、特別支援学校等で勤務したことがない場合
→ 経験年数は0年です。
免許は「職員の資格区分」を判断する材料になりますが、経験年数は実際の勤務実績で判断します。
免許取得前の勤務経験はどうなる?
経験年数は、必ずしも免許を取得した後の期間に限られません。
通知では、経験年数について、
資格を取得した後、またはその職種として正式に配置された後の経験だけに限定しない
とされています。
したがって、免許取得前であっても、対象となる学校・学級で実際に教育に従事していたことが確認できれば、経験に含まれる可能性があります。
通常学級での教員経験は?
一般の小学校・中学校・高校の通常学級だけを担当した経験は、通知に明記された「特別支援学校・特別支援学級・通級による指導」にはそのまま該当しません。
そのため、通常学級の経験を算入したい場合は、担当業務の内容を示したうえで、指定権者への確認が必要です。
確認に必要な資料
一般的には、勤務先から発行された実務経験証明書などで、次の事項を確認します。
- 勤務した学校名
- 勤務期間
- 勤務日数
- 特別支援学校、特別支援学級または通級指導での勤務であること
- 実際に教育・指導に従事したこと
まとめ
特別支援学校の教員免許を持っているだけでは経験年数になりませんが、特別支援学校等で実際に教育に従事した期間は、児童指導員等加配加算の経験年数に含まれます。
また、特別支援学級や通級指導での教育経験も対象です。最終的な認定は、実務経験証明書などを確認した指定権者が行います。
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