(Q)夜間中学校で受ける教育は、義務教育と同等の教育内容として認められるのでしょうか?

(A)結論

はい。公立の夜間中学校で受ける教育は、昼間の中学校と同じ「中学校教育」であり、義務教育と同等の教育内容として扱われます。

夜間中学は、学校教育法第1条に規定する正式な中学校です。週5日授業があり、教員免許を持つ中学校教員が、昼間の中学校と同じ教科を教えます。全課程を修了すれば、通常の中学校と同じく中学校卒業資格が得られます。

生活保護との関係でも、厚生労働省の実施要領には「夜間中学校に就学する者」についての問答が設けられており、夜間中学で受ける教育を義務教育と同等の教育として扱い、要件を満たせば教育扶助の対象として取り扱うことができます。

対象となる人は、たとえば、さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人、形式上は中学校を卒業していても十分な教育を受けられなかった人、本国で義務教育を修了していない外国人などです。夜間中学は、こうした人に義務教育を受け直す機会を保障する役割を担っています。

したがって、簡単に整理すると、

夜間中学=「夜に通う別種類の学校」ではなく、正式な中学校
→ 昼間の中学校と同じ教科を学ぶ
→ 修了すれば中学校卒業
→ 生活保護上も義務教育と同等の教育として教育扶助を検討できる

という理解でよいです。

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