㉓(Q)もし役所で申請を断られてしまったら?
(A)もし役所で「若いから生活保護は無理」と言われたら、「その根拠はどの法律や生活保護手帳に書かれていますか?」と聞いてみましょう。つまり、断られる理由をはっきり確認することが大切です。また、行政書士などに同行してもらうのも有効です。職員も第三者がいると慎重に対応するためです。本来、同行者の有無で対応が変わるのはおかしいことですが、実際には効果があります。
㉔(Q)日雇い派遣の仕事をしながら、約10年間ネットカフェで生活していました。コロナ禍で仕事を失い、やむなく路上で暮らすようになりましたが、支援団体の方々の助けで現在は生活保護を利用しています。その際、支援者の方から「もっと早い段階で生活保護を受けられたはず」と言われました。アパートを追い出されたのは10年前ですが、その時点で生活保護を申請することはできたのでしょうか。
(A)家賃を滞納してアパートを出る前でも、収入が最低生活費より少なく貯金もほとんどなければ生活保護を受けられた可能性があります。
家賃が生活保護で定められた上限内ならそのまま住み続けられ、上限を超えている場合は引っ越しを求められますが、その際の転居費用も支給されます。
アパートを出た後でも、ネットカフェ生活中に収入や貯金が少なければ生活保護の対象になっていたと考えられます。