(Q3)稼働能力判定会議の実施にあたり、特に注意すべき点は何ですか?(Q4)稼働能力判定会議の議事進行はどのように行うのが適切ですか?

(A3)稼働能力判定会議で最も大切なのは、「見た目」や担当者の印象だけで働ける・働けないを決めないことです。

特に次の点に注意して実施します。

  • 本人の病状や障害を客観的な資料で確認する
    • 主治医の意見書や診断書などを参考に判断します。
  • 一人で判断しない
    • ケースワーカーだけでなく、査察指導員、就労支援員、必要に応じて嘱託医など、複数の職員で検討します。
  • 本人の状況を総合的に判断する
    • 病気だけでなく、年齢、職歴、資格、家庭環境、介護や育児の状況なども考慮します。
  • 「働ける・働けない」の二択で考えない
    • 「短時間なら働ける」「治療を優先すべき」「就労支援が必要」など、実態に応じた判断を行います。
  • 判断した理由を記録する
    • なぜその結論になったのかを会議録などに残し、説明できるようにします。

わかりやすく言うと

稼働能力判定会議は、本人に無理な就労を求めるための会議ではなく、本人の状況を正しく把握し、適切な就労支援や生活支援につなげるための会議です。

まとめ

客観的な資料に基づき、複数の職員で本人の状況を総合的に検討し、判断理由を記録しながら、公平・適正に判定することが重要です。

(A4)稼働能力判定会議は、決まった様式や進め方はありませんが、公平で客観的に判断できるよう、次のような流れで進めるのが適切です。

  1. ケースワーカーが本人の状況を説明する
    • 病状や障害
    • 生活状況
    • 就労歴・資格
    • 主治医の意見
    • 就労支援の状況
  2. 参加者で意見交換を行う
    • 査察指導員
    • 就労支援員
    • 嘱託医(必要に応じて)
    • その他関係職員
      が、それぞれの専門的な立場から意見を出します。
  3. 総合的に判断する
    • 稼働能力の有無
    • 就労可能な範囲(フルタイム・短時間など)
    • 治療を優先すべきか
    • 必要な就労支援や福祉サービス
  4. 結果を記録する
    • 判断した内容
    • 判断理由
    • 今後の支援方針
      を会議録やケース記録に残します。

わかりやすく言うと

稼働能力判定会議は、

「ケースワーカーが説明 → 参加者全員で検討 → 結論を決定 → 理由を記録する」

という流れで進めるのが適切です。

ポイントは、1人の判断ではなく、複数の職員が客観的な資料を基に話し合い、本人に合った支援方針を決めることです。

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