(Q1)Aさんの世帯の現在の収入状況はどのようになっていますか?(例:Aさんは持病が悪化したため勤務先を辞め、現在は収入がなくなっています)(Q2)B君を被保険者とした学資保険の契約内容はどのようなものですか?(例:保険料は月額1万円、保険期間は全期間払込、15歳時に一時金25万円、18歳満期時に満期金50万円を受け取れる契約です)

(A1)この質問は、Aさんの世帯に現在どのような収入があり、その収入だけで生活できる状態なのかを確認する質問です。

わかりやすく言い換えると、

「Aさんは今も働いて給料をもらっているのでしょうか。それとも、病気などの理由で仕事を辞め、現在は収入がないのでしょうか?」

という意味です。

例えば、Aさんが持病の悪化によって仕事を続けることができなくなり退職した場合、これまで受け取っていた給与収入はなくなります。 そのほかに年金、失業給付、傷病手当金などの収入もなければ、Aさんの世帯は基本的に「収入がない状態」として生活保護費を計算することになります。

一方、障害年金などを引き続き受給しているのであれば、**「給与収入は0円になったが、障害年金による収入はある」**という整理になります。

生活保護では、

最低生活費 − 世帯の収入認定額 = 支給される生活保護費

という考え方が基本です。そのため、Aさんが退職して給与がなくなれば、他の収入に変化がない限り、収入減少に応じて生活保護費が増額される可能性があります。

したがって、この質問では、単に「仕事を辞めたか」だけではなく、現在の給与、障害年金、失業給付、傷病手当金などを含めて、Aさんの世帯に現在どの程度の収入があるのかを確認することがポイントです。

例えば回答するなら、**「Aさんは持病の悪化により勤務先を退職したため、現在は給与収入がありません。ただし、障害年金を受給している場合には、その障害年金は引き続き世帯の収入として認定されます」**と整理すると分かりやすいです。

(A2)この質問は、B君のために加入している学資保険について、「毎月いくら払って、いつ、いくら受け取れる契約なのか」を確認するものです。

わかりやすく言い換えると、

「B君の学資保険は、毎月の保険料はいくらですか?何歳まで支払いますか?また、B君が何歳になったときに、いくら受け取れる保険ですか?」

という質問です。

例えば、ご提示の契約内容であれば、毎月1万円の保険料を契約期間中支払い続け、B君が15歳になったときに25万円、18歳の満期時に50万円を受け取る学資保険ということになります。

生活保護との関係では、契約内容だけでなく、現在の解約返戻金がいくらあるのか、契約者・保険料負担者は誰なのか、いつ加入したのか、満期金などを何の目的で使用する予定なのかも重要です。

特に生活保護では、学資保険も資産として扱われることがあるため、「学資保険に加入している=必ず解約しなければならない」という単純な判断ではなく、解約返戻金の額や加入目的、保護開始前からの契約かどうかなどを確認して、保有を認められるか判断することになります。

つまり、この質問は一言でいうと、**「B君の学資保険について、保険料・払込期間・一時金・満期金などの具体的な契約内容を確認する質問」**と理解すると分かりやすいです。

記事のお問い合わせ先 生活保護専門 神戸市の義足行政書士事務所