(Q1)「公共交通機関の利用が著しく困難な地域」とは、具体的にどのような地域を指しますか?(Q2)「公共交通機関の利用が著しく困難」であるかどうかを判断する際、どのような基準や観点が考慮されますか?
(A1)「公共交通機関の利用が著しく困難な地域」とは、電車やバスなどを利用して生活することが現実的に難しい地域のことです。
わかりやすく言うと、次のような地域が該当する可能性があります。
- バスが1日に数本しか運行していない。
- 最寄り駅やバス停まで徒歩で30分以上かかる。
- 病院やスーパーへ行く公共交通機関がほとんどない。
- 山間部や離島など、公共交通機関が十分に整備されていない地域。
- 通院や買い物に公共交通機関だけでは大きな支障がある地域。
具体例
例えば、
- 都市部(神戸市中心部など)
- 電車やバスが頻繁に運行しているため、通常は「利用が著しく困難」とは判断されにくいです。
- 山間部や過疎地域
- バスが朝夕しかなく、病院へ行くには乗り継ぎが必要で数時間かかるような場合は、「利用が著しく困難」と判断される可能性があります。
ポイント
「公共交通機関の利用が著しく困難な地域」に当たるかどうかは、「〇〇市なら該当する」といった一律の基準はありません。
行政は、
- バスや電車の運行状況
- 最寄り駅・バス停までの距離
- 通院や買い物への影響
- 本人の障害の程度
などを総合的に考慮して、個別に判断します。
(A2)「公共交通機関の利用が著しく困難」であるかどうかは、電車やバスが利用できるかだけでなく、実際に日常生活を送れるかという視点で判断されます。
主に、次のような点が考慮されます。
- 運行本数:バスや電車が1日に何本あるか。
- 距離:自宅から駅やバス停まで無理なく行けるか。
- 通院や買い物のしやすさ:病院やスーパーへ公共交通機関だけで行けるか。
- 乗り継ぎの負担:何度も乗り換えが必要で、長時間かかるか。
- 障害の程度:障害のため、公共交通機関の利用が難しくないか。
- 家族の支援:家族などが送迎できる状況か。
具体例
例えば、
- バスが1日に2本しかなく、病院まで片道2時間かかる地域では、公共交通機関の利用が著しく困難と判断される可能性があります。
- 一方で、駅やバス停が近く、電車やバスが頻繁に運行している地域では、そのような判断はされにくいでしょう。
つまり、「公共交通機関を利用できるか」だけではなく、「その人が日常生活を送るうえで現実的に利用できるか」を総合的に判断することになります。
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