【生活保護Q&A】行政書士がわかりやすく解説します
こんにちは。
「義足行政書士」こと、義足行政書士事務所の浦川博幸です。
今回は、生活に困っている方や支援を受けたい方に向けて、「生活保護」についてよくある質問をQ&A形式でわかりやすく説明します。
Q1. 生活保護とは何ですか?
A.
生活保護とは、国が定める最低限度の生活を保障し、自立を助ける制度です。
仕事ができない、病気や障がいがある、収入が足りないなど、さまざまな事情で生活が苦しい方に対して、生活費・家賃・医療費などを公費で支援します。
Q2. どんな人が生活保護を受けられますか?
A.
主に次の条件に当てはまる方が対象です。
- 働いても生活が成り立たない
- 貯金や資産がほとんどない
- 扶養義務者(家族)からの援助が受けられない
- 病気や障がいで就労が難しい
つまり、「どうしても生活が維持できない人」を支える最後の制度です。
Q3. 申請はどこでできますか?
A.
お住まいの地域を管轄する**福祉事務所(市区町村役所)**で行います。
窓口で「生活保護の申請をしたい」と伝えれば、申請書を受け取ることができます。
Q4. 行政書士が申請に同行するメリットは?
A.
生活保護の申請は、書類が多く、面談も行われるため、初めての方にとって不安が大きいものです。
行政書士が同行することで、次のようなメリットがあります。
- 福祉事務所とのやり取りをサポート
- 必要書類の作成・整理を代行
- 申請理由書の作成を支援
- 不当な対応があった場合に冷静に助言
特に、障がいをお持ちの方や精神的に負担を感じやすい方には心強いサポートとなります。
Q5. 申請から決定まではどのくらいかかりますか?
A.
通常、申請から2週間〜1か月程度で結果が通知されます。
ただし、緊急性が高い場合は「緊急保護」として早期に対応される場合もあります。
Q6. 一度申請が断られたら、もう受けられませんか?
A.
いいえ。
生活の状況が変わった場合や、担当者の判断に誤りがあった場合は、再申請や不服申し立てが可能です。
あきらめずに専門家へ相談することが大切です。
Q7. 行政書士に相談すると費用はかかりますか?
A.
初回相談は無料で対応している事務所もあります。
義足行政書士事務所でも、生活にお困りの方の初回相談は無料で行っています。
無理のない範囲で支援を受けられるよう、一緒に考えていきましょう。
まとめ:生活保護の申請は「一人で抱えないこと」が大切です
生活保護は、誰でも申請できる**「権利」**です。
「恥ずかしい」「迷惑をかけるのでは」と思わず、まずは専門家に相談してみてください。
義足行政書士として、私自身も障がいと向き合いながら、多くの方の支援を続けています。