(Q1)最低生活費とは何ですか?(Q2)最低生活費はどのように決められていますか?
(A1)最低生活費とは、その世帯が健康で文化的な最低限度の生活を送るために必要と国が定めた生活費の基準額です。
生活保護では、この最低生活費と世帯の収入を比べて、収入だけでは足りない部分を保護費として支給するのが基本的な仕組みです。
たとえば、ある世帯の最低生活費が月15万円で、年金や給与などの収入が月8万円ある場合は、単純化すると、
15万円-8万円=7万円
が生活保護費として支給される、という考え方になります。
最低生活費には、主に食費・衣類・光熱水費などの生活扶助、家賃などの住宅扶助、医療扶助、介護扶助、教育扶助などが含まれます。さらに、世帯の状況によっては、障害者加算、母子加算、児童養育加算、冬季加算などが加わる場合もあります。
大切なのは、最低生活費が全国一律の金額ではないことです。世帯人数、年齢、住んでいる地域、家賃、障害や子どもの有無などによって金額が変わります。
つまり、わかりやすく言えば、
「最低生活費=その人・世帯が最低限の生活をするために、生活保護制度上必要と認められる金額」
です。
そして生活保護は、原則として、
最低生活費 > 世帯の収入
となる場合に、その不足分を補う制度と理解すると分かりやすいです。
(A2)最低生活費は、その世帯が健康で文化的な最低限度の生活を送るために必要とされる生活費を、国の基準に基づいて計算した金額です。
生活保護では、まず世帯ごとにこの「最低生活費」を計算し、そこから年金・給与・手当などの収入を差し引いて、足りない分を保護費として支給します。
計算するときは、主に次の費用を世帯の状況に応じて組み合わせます。
- 生活扶助:食費、光熱水費、日用品費など
- 住宅扶助:家賃、地代など
- 教育扶助:義務教育に必要な費用
- 医療扶助:必要な医療費
- 介護扶助:介護サービス費
- 出産扶助
- 生業扶助:就労・技能習得、高校等就学に必要な費用
- 葬祭扶助
- このほか、障害者加算、母子加算、児童養育加算、冬季加算など、条件に応じた各種加算
が加わることがあります。
また、生活扶助の金額は全国一律ではなく、年齢、世帯人数、住んでいる地域(級地)などによって変わります。 住宅扶助も、地域や世帯人数に応じて限度額が設定されています。
例えば、単身者の場合でも、
生活扶助 + 家賃として認められる住宅扶助 + 必要な加算等
を合計した額が、その人の「最低生活費」になります。
そして、
最低生活費 - 認定される収入 = 原則として生活保護費
という考え方です。
たとえば最低生活費が月12万円で、年金収入が月5万円ある場合は、単純化すると、
12万円-5万円=7万円
が保護費として支給されるイメージです。
大切なのは、最低生活費は「全国一律で○万円」と決まっているわけではないことです。世帯人数、年齢、居住地域、家賃、障害の有無、子どもの有無、医療・介護の必要性などによって、一世帯ごとに計算されます。
つまり、わかりやすく言えば、**「国が定めた生活保護基準を使って、その世帯の人数・年齢・地域・家賃・加算などを積み上げて算出した、その世帯に必要な最低限の生活費」**が最低生活費です。
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